BOB BOOKS(ボブブックス)は、こんな人におすすめの絵本シリーズです。
この記事ではSCHOLASTICS社から出版されているBOB BOOKSの
・内容
・対象年齢
・英語レベル
の紹介をしていきます。
元英会話講師をしていました、みどりんごです。
実際にボブブックスを2歳の息子には読み聞かせ、5歳の息子は読みの練習に活用してみた感想などもお伝えしていきます。
Bob BOOKS ってどんな本?
「Bob books」は、1つの箱の中にミニ冊子のような可愛らしい絵本が11冊入っている、子どもたちが自力で読むための本です。
元々はアメリカの子どもたちが本を自分で読めるようにするため、学校の先生が手作りで生徒たちに配っていた教材。
絵も文もとてもシンプルで、フォニックスで単語を読む練習から文を読めるようになるまで徐々にステップアップしていくシリーズとなっています。
シリーズは全部で4段階あります。
日本のインターナショナルスクールなどでも使用されているようですよ。
BOB BOOKSでどんな力がつく?
BOB BOOKSを使っていると以下の力がつきます!
・アルファベット26文字の音(フォニックス)の定着
・3文字の単語(sat,matなど)の読みの練習ができる
・短い英語の文章が読めるようになる
・英語を読むことが好きになる
・発音に気を付けて読める
BOB BOOKSの対象年齢・英語レベルは?
英語レベルとしては、アルファベットの大文字小文字の認識ができていること。
さらに、一文字フォニックスがわかると読むことができます。
小文字のaが「ア」という音。sが「ス」という音が発音できれば大丈夫ということです。
それらの音をつなげて英単語を読む練習をしていくのが、このBOB BOOKSです。
上記のレベルをクリアしていれば、低年齢でも3歳~読み始めることができるレベルの絵本になっています。
BOB BOOKS Set1の内容
Bob BOOKS Set1はフォニックスを習得後、単語の読みができるようになる初心者にとって楽しんで、英語の読みができるようになっていく魔法の絵本です。
以下では、BOB BOOKS(ボブブックス)の特徴を紹介していきます。
シンプルな絵が英語の理解に繋がる
線で描かれ、単色だけで色塗りがされている。本当に素朴な絵本です。
絵からの情報量が多すぎないので、小さなお子さんでも文章を読むことに集中できるという素晴らしいメリットがあります。
白黒のロボットみたいなこの生き物は、SamとMac。
女の子のDotちゃんや、動物たちが登場します。
このシンプルな絵は、動作や言葉の意味もとらえやすくなっているんです!
例えばこの上のページ。
MatがSamの上に座っている。
次は、SamがMatの上に座っている。
絵や色遣いがシンプルなので、『on』の意味が理解しやすいですね。
5歳の息子もこの絵本の1冊目でonの意味の理解ができるようになりました。
絵本を読んだ後に、人形やおもちゃを使ってこの状況を作って遊んで、楽しめますよ。
英語の読みの練習をするだけでなく、シンプルな英語の文章から物語や、意味の理解もできます。
達成感が味わえる
文字を読み始めた子供にとって、ひとつの文章を読みきることはとても難しいことですね。
Bob Booksは、1冊がとても短いので「1冊読めた!」という達成感が味わえます。
絵本の最初のレベルは1単語から読み始めること。そこから無理なく文章をよめるよう発展していきます。
1冊は約9ページ程なので、3歳くらいの低年齢のお子さんでも無理なく読むことができます。
5歳の息子は、繰り返し読んでいると「もう一冊よむ!」と英単語を読むことが好きになっていきました。
絵本を実際みてみると、簡単すぎるのでは?と思いましたが、子どもにとってはこれくらいのスモールステップの積み重ねが自信に繋がるんだな、と感心しました。
少しづつレベルアップできる
BOB BOOKS SET1には、12冊です。
1冊ずつレベル分けが3段階にされているので、順番によんでいくことで1単語から、文章へとレベルアップしながら1冊の本が読めるようになっていきます。
1冊の絵本に登場するアルファベットの音は大体3~4つほど。3文字(S・a・m)などの単語から徐々に文章の読む練習になっていきます。
その単語を定着させながら、読み進めていくことで読める単語を増やしていくことができます。
まとめ
BOB BOOKSは3文字の単語から、徐々に文章の読む練習になっています。
絵本や英単語を自力で読むことが初めてのお子さんや、低年齢のお子さんでも楽しんで1冊を読み切ることができます。
英語が苦手なパパママの英語絵本の読み聞かせにもおすすめの一冊ですよ!