プラレールやブリオなど、電車のおもちゃは「集中力がつく」「頭がよくなる」など知育効果が高いと言わています。
「実際のところ、どんな効果があるの?」と疑問に思いませんか?
結論から言いますと、プラレール(電車のおもちゃ)は”最強の知育おもちゃ”です。
・数学的な力
・文字への興味
・社会や地理
・創造力、集中力
・・・子どもの興味を引き出し、いろんな力が身に付くおもちゃです。
長男はプラレールを好きになって、約7年。
プラレールやブリオなどの電車のおもちゃで、遊んで、文字や数学的感覚、地理、創造力がかなり養われたと思います。
小学生になった今では、何事にも興味深々で算数と社会が大好きな男の子に育ちました!
成長や発達に合わせた、プラレールの遊び方や、興味を広げるアイテムなども紹介をしていきます。
プラレール(電車のおもちゃ)がもたらす知育効果
・物や形などを細かく捉える観察力
・数字やアルファベットなど、文字や記号に対する興味
・先を見据える思考力
・物をつくる創造力
・あきらめない集中力
・地理や社会などの興味の広がり
以上の力が、プラレール(電車のおもちゃ)をどのように使って
知育的に遊べるのか、以下で詳しく説明していきます。
観察する力がつく
いろんな種類の電車を見比べることで、電車の特徴や仕組みを観察する力が身につきます。
色彩に興味を持つ
1歳半ころであれば、まずは色に興味を持ち始めます。
電車を使って、色分け遊びをしたり、電車の塗り絵をしたりして遊びました。
色彩感覚も身に付き、電車以外への興味も広がりますね。
形や電車の特徴に気づく
2歳を過ぎてくると、電車の形の特徴もわかるようになってきます。
色や形、電車についている小さなマークなども見逃さずに観察するようになってきます。
「電車」には、新幹線、在来線、貨物列車など、たくさんの種類がありますね。
3歳頃に、初めて買った図鑑は3冊あります。
3冊のでんしゃ図鑑は、3つのタイプを用意しました。
・電車の名前が覚えられる図鑑
・電車の内部の構造が見られるタイプの図鑑
・電車ごとの特徴を細かく学べるDVDつきの図鑑
電車の図かんや図かんに付いてくるDVDなどを見ることで、さらに観察力が鋭くなっていくように感じました。
ずかんで得た知識で、さらに観察力はあがっていきますね。
「なぜ在来線と、新幹線の形が違うのか」「パンタグラフとは・・・」とすごくマニアックなことまで、理解できるようになり、説明できるようになります。
数やアルファベット 文字に興味を持つ
数学的思考が身に付く
お子さんはプラレールの列車をたくさん連結し始めたら、数に興味を持つチャンスです。
2歳ごろ、買った「かずとすうじのでんしゃじてん」でかなりの数が数えられるようになりました。
またプラレールで遊んでいるときに、以下のことをしていました。
・電車がいくつ並んでいるか数える(2歳~)
・「こまち」は前から何番目にあるのか考える(3歳~)
・「はやぶさ」は後ろから何番目にあるのか考える(3歳~)
・駅で3車両並べておいて、あとから2車両きたらいくつか足し算の練習(4歳~)
何気なくしていた遊びですが、1年生の算数に「前から(後ろから)何番目?」という問題がでてきたときには、おどろきました。
アルファベットも読めるようになる
電車の種類は、アルファベットと数字で表されることが多いですね。
例えば、人気の新幹線はやぶさは、「E5系 はやぶさ」「H5系 はやぶさ」
このアルファベット部分を言えるようになっていた息子に「ABCのでんしゃじてん」を買いました。
アルファベットは26文字と少なく、また、ひらがな・カタカナよりも記号っぽいので覚えやすいようでした。
電車のおもちゃで遊びながら、数の概念を楽しく身に着けることができますね。
電車を通して、文字への興味も広がりました。
自分でレールを組み立てることで思考力がつく
プラレールのレールは、自由自在にレイアウトを組むことができます。
小さいうちは走らせることだけが楽しいプラレールですが、成長してくると、自分でレールを組み立てられるようになります。
分岐レールを使ったり、複線レールを使うことで、さらに複雑になっていきます。
どうしたらレールを円に描くことができるのか、先を見据えて考える思考力がつきます。
電車がうまく走るよう試行錯誤を繰り返しながら、根気強く、考える力が養えますね。
自分でレールを組み立てられるようになってから、レールの数を増やしました。
立体交差や、複線レールと使うとより複雑になり、考える力がさらに強化されますよ。
情景などを使って自分の町を作る想像力がつく
プラレールにはたくさんの情景が存在します。
踏切を置いたり、駅を置いたり、車両基地の場所を自分で決めたりと自分だけの町をつくることで、想像力豊かになっていきます。
プラレールだけでなく、レゴブロックと合体させて遊んだり、お人形も一緒に遊ばせたりするようになりました。
”電車だけ”が好きで、なかなか興味が広がらなかった息子ですが、他のブロックおもちゃなども与えることで、遊びの幅と創造力が広がったように感じます。
”電車だけ”が好きで、なかなか興味が広がらなかった息子ですが、他のブロックおもちゃなども与えることで、遊びの幅と創造力が広がったように感じます。
社会、地理に強くなる
電車に興味をもつと、地理にも強くなります。
電車への興味が深まると、電車の名前を覚えると同時に、どこの路線を走っているのかということまで覚えるようになりますね。
息子が新幹線が止まる地名に興味を持ったときには、都道府県の地図や本を買いました。
新幹線がどのルートを走っているのか調べたり、たくさんの都道府県や県庁所在地などを覚えることができました。
新幹線のマークや、電車の色などとリンクさせて、県の特産物なども覚えていることにおどろきでした・・・考えたり、調べたりしているようです。
〇「にっぽんちず」は、ひらがなで表記してあるので幼児におすすめです!
今でもニュースでいろんな県の名前が出てくるたびに、日本地図の前に行ってブツブツ言っている息子です。
5歳の誕生日には「もっとちゃんと都道府県の場所を覚えたい」と自ら地図パズルが欲しいと、おねだりされるほど、地理に興味があるようです。
まとめ
電車が好きなお子さんは、広がる世界が無限大です。
数的な力、地理、創造力、集中力・・・
知育おもちゃを買い与えるのも素敵なことですが、子どもの好きなことで最大限に興味をひらいてあげるのも、親として大事なことだなとつくづく思うのです。
ぜひ、お子さんの興味や年齢に合わせて、電車から興味を広げてあげてみてください。