子どもに英語の絵本の読み聞かせがしたいけど、どんな絵本を選んであげたらいいかわからない。
子どもの英語教育のためにも、英語の絵本を読めるようになりたい。
英語が苦手な私でも読める、簡単な英語の絵本ってないかな・・・
日本語の絵本は楽しく読み聞かせができるのに、英語の絵本となると途端に発音を気にして身構えてしまうパパママもいるかと思います。
この記事ではCD付きの絵本や、シンプルな英語表現で内容の理解をしやすい英語の絵本5冊を紹介していきます。
子ども英語講師をしていました。
レッスンでたくさんの英語の絵本を読み聞かせした中で、子どもたちが大好きだった絵本を5
冊、厳選して紹介していきます。
Have You Seen My Cat?
タイトル:Have you seen my cat?
著者:エリック カール
対象年齢:2歳頃~
文字数:★★★☆☆(やや多め)
単語難易度:★☆☆☆☆☆(簡単)
この絵本の絵は有名な”はらぺこあおむし”を描いたエリックカールです。
絵を眺めているだけでもきれいな色合いにワクワクします。
物語の内容は飼い猫が迷子になってしまった男の子がいろんな国へ行き、質問して歩きます。
”Have you seen my cat?”「僕の猫をみかけましたか?」という投げかけと
”This is not my cat.”「それは僕の猫ではないですね」という答えの文章の繰り返し。
心地の良いリズミカルな文章で、たとえパパやママが英語が苦手であっても覚えてしまうくらい読みやすいです。
繰り返しの文章からわかるように、内容も難しくはないので、小さなお子さんでも飽きずに楽しめます。
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
タイトル:Brown bear, Brown Bear, What Do You See?
著者:エリック カール
対象年齢:2歳頃~
文字数:★★★☆☆(やや多め)
単語難易度:★☆☆☆☆☆(簡単)
こちらも絵はエリックカール。カラフルで美しい絵が魅力です。
邦題で「くまさん、くまさん、何みてるの?」というものも出版されているみたいですね。
タイトルにある”Brown Bear, brown bear, what do you see?”という文章から始まり
“I see a red bird looking at me.”(赤い鳥がこっちみてるのが見えるよ)と続きます。
このフレーズの繰り返して読んでいると不思議と自然にリズムよく読めてしまうんです。
Red bird(赤い鳥)やYellow duck(黄色いアヒル)などカラフルな色の動物たちが出てきます。
この絵本を読むだけで、動物と色が学べる内容になっています。
You Tubeでも多くの動画や歌が投稿されているので、読み聞かせの参考になります。
Five Little Ducks
タイトル:Five Little Ducks
著者:?
対象年齢:1歳頃~
文字数:★★★☆☆(やや多め)
単語難易度:★☆☆☆☆☆(簡単)
「5匹のアヒル」という有名な英語の童謡が題材となった絵本です。
5匹のアヒルがお出かけし、お母さんアヒルが「くぁくぁ」と呼び戻すも、帰ってきたのは4匹…
アヒルたちが、お出かけするたびに数が減っていってしまいます。
Five little ducksからFour, three, two, one, zeroとカウントダウンされていく、数が学べる内容ですね。
動揺は簡単なメロディーなので、ぜひパパママには歌を聴いていただき、歌ってあげるのがおすすめです。
4、5歳のお子さんなら、数を覚えるだけでなく、歌も口ずさめるようになるのではないでしょうか。
Five Little Monkeys Jumping On The Bed
タイトル:Five Little Monkeys Jumping On The Bed
著者:?
対象年齢:1歳頃~
文字数:★★★☆☆(やや多め)
単語難易度:★☆☆☆☆☆(簡単)
マザーグースが題材となった物語です。
5匹のおさるさんがベッドで飛び跳ねて、頭を打ち、お母さんがドクターに電話をします。
「もう飛び跳ねさせないでください」とお医者さんに注意をされますが、またしても…の繰り返しです。
これもぜひ、歌いながら読んでもらいたいですね。
“No more monkeys jumping on the bed!”というお医者さんの言葉は、口真似上手なお年頃のお子さんならすぐに言えるようになると思います。
No, David!
タイトル:No David!
著者:デイビッド シャノン
対象年齢:1歳頃~
文字数:★☆☆☆☆(少なめ)
単語難易度:★☆☆☆☆☆(簡単)
いたずら好きのデイビッドが登場するたびに”No!”「ダメよ!」が飛び交うこの絵本。
小さなお子さんをもつお母さんなら共感できる”No!”ばかりだと思います。
内容は本当にシンプル。”No”しか出てこない…と思いきや、最後には心温まるシーンで終わります。
この迫力のある絵と、パパママが感情込めて言う”No!”に子どもたちは嵌まること間違いなしです。
おわりに
子どもが初めて出会う英語の絵本は、楽しく英語のリズムに親しむことが大切です。
英語絵本の読み聞かせの醍醐味は、パパママが楽しそうに口ずさんでいるのを真似ることではないでしょうか。
ぜひ、おうちでの英語時間を絵本から初めてみてください。