大文字のgには何通りかの書き方はありますね。
初歩的なことですが、お子さんに教えるとき、大事なテストの前など、正しい書き順や画数など気になりますね。
最初に結論を言いますと、大文字の「G」を書くときに正しい書き方や書き順は特にないようです。
似ているアルファベットの「C」と区別ができれば、問題ありません。
しかし、お子さんに書き方を教えたい、正しい書き順を知りたいという方は、この記事を参考にしていただければと思います。
この記事では、アメリカ、イギリス、日本の子供向けテキストを参考に大文字の「G」の書き方・筆順などを解説していきます。
日本で習う大文字の「G」の書き方・書き順
日本のテキストや教科書を参考に調べてみると、一般的に上記の書き方で教えることが多いようです。
「C」と「G」の区別がつきやすく、丁寧に書けるので日本人には一番好まれるのかもしれませんね。
実際に、私が勤務している子供向けの英会話スクールでは「C」を書いてからかぎ「¬」を書く方法で日本人教師は教えています。
一方、外国人教師は書き順や画数などにはこだわらず、教えている印象です。
大文字の「G」正しい書き順・書き方は?
大文字の「G」を書くときに正しい書き順や筆順は特にないようです。
文字を書くときに、書き順や画数を重要視するのは、日本だけです。
英字アルファベットに決まった筆順は特にないので、そこまでこだわる必要はないですよ。
しかし、海外で使われている子供向けのテキストなどを見てみると、書き順ガイドが載っていたりします。
子どもたちに、共通で丁寧にきれいに書けるようにという意味で教えているからだと思います。
大文字の「G」3種類の書き方
どの書き方でも間違いではありませんが、厳密には、大文字の「G」は2画で書くようです。
アメリカ、イギリス、日本で出版されている子ども向けのワークブック(テキスト)で検証してみました。
参考までにどうぞ。
『G』の書き方「C」を書いてから、横棒「-」を付け足す
アメリカで出版されているBrain Questのワークブックでは、「C」を書いてから、横棒「-」を付け足す書き方で紹介されています。
このとき、一筆書き(一画)ではなく2画で横棒は左から右に書かれていますね。
また、2画目の横棒は、はみ出さないように書くのが特徴です。
イギリスて出版されているJolly Phonicsというワークブックには、「C」を書いて、横棒が付きだした形で紹介されています。
どちらも「C」との見分けができますね。
『G』の書き方「C」を書いてから、かぎ「¬」を書く
また、日本の英会話スクールなどで使われる、アプリコット社のLearning Worldでは「C」を書いてから、かぎ「¬」を書く、矢印のような書き方で紹介されています。
『G』の書き方「C」をかいてから、「T」を書く
日本、アメリカ、イギリスのテキストを見てみましたが、「C」を書いてから「T」を書く書き方は紹介されていませんでした。
「C」を書いてからあえて3画で書く書き方はされないようですね。
あくまで、印刷用のフォントでこの「G」が使われるようです。
まとめ
大文字の「G」は主に3通りの書き方があります。
アメリカ、イギリス、日本の子供向けテキストでも違いがあります。
しかし、どれが正しい書き方、書き順というものではありません。
大文字の「C」と区別できる書き方がされていれば大丈夫です。
英字アルファベットに決まった筆順は特にないですが、子どもに教えるときなどは丁寧にきれいに書けるように教えてあげられるといいですね。