人によって、時と場合によって書き方、読み方が違うこの”Z”について解説していきます。
斜め線を入れたいときの、フォントの出し方の紹介もしています。
Zの斜線 なぜ入れる
Zに斜め線を入れる理由は意外とシンプルです。
数学のとき、数字の2と見間違いを防ぐためだそうです。
よって英語の文章のときには斜め線は入れないという人がほとんどです。
人が書くときには斜線が入っているZを見かけますが、印刷物などでわざわざついている物はあまり見かけませんね。
しかし、ZOOと書くときにだけ点を加えて書く人がいます(私です)
これは、zooと200を分類しているんだと気づかされました。
斜線を入れる方のZには名前がある
Ƶ にも名前があるそうです。
Z with a stroke。ストロークズィーと呼ばれています。
ストローク(stroke)は打点という意味です。
打点を打ったこのƵ の文字はラテン文字からきているようです。
Zの斜め線付きのフォントの出し方
ワード内のすべてのフォントで試してみましたが、ストローク付きのZは出てきませんでした。
もし斜め線付きのZを使いたい場合は
Ƶ
↑こちらをコピペで辞書登録して出せるようにしておくことをおすすめします。
Zの書き方
一般的なZの書き方は、横→斜め→横ですね。
ストローク付きバージョンは最後に、点をつけて納めます。
Zの発音、読み方
Zにはもう一つ、読み方問題がありますね。
①マジンガーZと書いてあったら、あなたはどう読みますか?
もちろん「ズェード!」ですね。
②ABCの歌を歌ったらどうですか?
♪・・・・V(ヴぃ)W(ダヴユー)X(エクス)Y(わい)
「ズィー!」ですね。
③あと、「ゼット」と読む方もいますね。
全部で3種類あるこのZの読み方の違い、正解はどれでしょう。
Zの読み方は国によって違う
①Zを『zed 』ゼッドと発音するのは、イギリス英語です。
ゼドと言う方がネイティブに近い発音になります。
ちなみにゼェードは、マジンガーかドラゴンボールからきている和製英語となります。
②Zを『zi: 』ズィーと発音するのは、アメリカ英語です。
③Zをゼットと読む人のいますが、これは和製英語のようです。
例えば、Bed(ベッド)のことを「ベット」っていう感じです。
イギリス英語のゼッドがゼットになっちゃったパターンですね。
まとめ
Zには斜め線を真ん中に付け加える書き方がありますが、数字の2との見間違いを防ぐために使われています。
名前はストロークズィー(Z with a stroke)といって、一般的なフォントとしてはでてきません。
ぜひコピペをして使ってみてくださいね。