この記事では『W』について、読み方、英語での使われ方などを詳しく解説していきます。
『W』のきれいに書ける書き順も紹介しています!
『W』はダブルユー
「W」をダブリューと読む人、ダブルユーと読む人。
ときどきダブルと読ませるときもありますね。
正式な読みは一体どれが正しいのでしょうか。
『W』は「ダブルユー」が由来
『W』の文字は、もともと「uu」と表記されUが二つでdouble u(二つのU)という意味からきています。
昔、『W』は「uu」Uが二つで表記されたり、「vv」Vが二つで書き表されていたそうです。
最終的に「vv」Vが二つの表記になりましたが、呼び名はそのまま残ったということですね。
余談ですが…アイドル2人組ユニット「W ダブルユー」は『W』の意味から由来を受けているそうですよ。
「U&U」であなたとあなた…辻ちゃん加護ちゃんのダブルピース可愛いですよね。
『W』はダブリューと読まない!?
日本人はアルファベットの『W』を「ダブリュー」と読む人が多いです。
ネイティブの発音では『W』は「ダボユー」または「ダブユー」という人がほとんどです。
なぜなのか。発音記号を見ていきましょう。
『W』の発音記号は【dʌ’bljuː】
日本人は最後の【ljuː】の部分を繋げてリューと発音しているのかなと推測できます。
発音記号をみてみると「ダブリュー」でも間違いではありませんが、ネイティブに伝わる『W』の発音は「ダボユー」または「ダブユー」になります。
『W』は英語でダブルの意味はない
日本では、ダブルチャンスのことを「Wチャンス」と書いたり、ダブルプレーを「Wプレー」と書いたりします。
しかし、英語ではWは「ダブル」の意味を含んで表記はされません。
日本語のWチャンスは、英語ではdouble-chance
Wプレーはdouble-playと書きます。
『W』を二つのという意味を含ませて、「ダブル」とするのは日本特有の表記のようですね。
『W杯』のW 英語での表記は?
FIFA World Cupなどが開催されるたび、目にする「W杯」の文字。
この「W」をworldと解釈して読めるのは日本人だけ。
「W」の文字がworldの省略と認識をしているからですね。
英語で「ワールドカップ」と書くときはW cupなどと省略せず「World Cup」と書きます。
Wの書き方・書き順
海外の幼児向けのアルファベットワークをいくつかみてみたところ『W』の書き方、書き順は二通りありました。
イギリスから出版されているJolly Phonicsは、一筆書きでジグザグ書きます。
アメリカから出版されているBRAIN QUESTでは、丁寧に4画で書きます。
ちなみに、私が英会話スクールで子どもに教えていた『W』の書き方は、2つ目の4画の方でした。
しかし、一緒に働いていたアメリカ人、カナダ人の先生に書き順のことをたずねてみると
1つ目の一筆書きWで書いており、「書き順なんて気にしたことない」という回答でした。
Vが二つ並んでいれば問題ないようですね。
まとめ
アルファベット『W』は二つのU(double U)が由来していることから「ダブルユー」と読まれます。
正しくネイティブに伝わる発音は「ダボユー」または「ダブユー」となります。
『W』の書き順は二通りあります。
Vがきれいに並んでいるように見えれば大丈夫です。
お子さんが書き順などで迷われていたら、書きやすい方を教えてあげてくださいね。