手縫い用の縫い針には、太さ長さの違ったいろんな種類がありますね。
「初心者で、縫いやすい縫い針を探している。」
「不器用だから、糸が絡まない縫い針を使いたい。」
「裁縫は好きなのに糸通しでイライラしてしまう。」
この記事では、裁縫初心者・不器用さん、ズボラさんにオススメの縫い針を紹介していきます。
もし今お使いの縫い針が使いにくいという方にも、参考になればと思います。
不器用かつズボラ、手芸歴20年、素人目線で
オススメの縫い針選びのポイントをお伝えします。
初心者・不器用・ズボラにオススメの縫い針
一般的な縫い針は、生地の厚みと縫い目の粗さを基準に選びます。
縫いやすいように針の種類が豊富なことは、なんとなく理解できますが…
初心者さんにとっては布地の種類もよくわからないし、縫い方のこともよくわからないですよね。
長年、趣味で裁縫をしてきた私が一番使いやすい縫い針を紹介します。
フランス刺繍針が一番使いやすい
私が普段から使っている縫い針は、フランス刺しゅう針です。
刺しゅう針にもいろんな種類がありますが、フランス刺しゅう針の一番細いタイプです。
刺繍針を使って、手縫いの小物から、服のお直しまで、すべて刺繍針でやっています。
理由は2つあります。
・糸を通すときのイライラが少ないこと。
・縫っている途中の糸の絡まりが少ないこと。
フランス刺しゅう針について、以下で詳しく説明します。
糸の通し穴が細長い
刺繍針の針穴は、縦長で糸が通しやすいです。
裁縫を始めるときの煩わしさがなくなり、裁縫のモチベーションをこわされません。
不器用な私でも道具の糸通しを使わなくても、毎回イラつくことなく糸が通せます。
縫っている最中に糸が絡まることも少なくオススメです。
針の長さが短い
短めの針は、力が入れやすく、縫い目も細かく縫いやすいのでオススメです。
針が長すぎると針の後ろの部分が邪魔になってしまうので、私は短めの針が好きです。
また、ズボラ不器用な私は、長い針を使うとザクザクと大雑把な縫い目になってしまいます。
短い針を使うと、繊細な縫い目が作れます。
手縫いで何かを作るときは、短めの針をオススメします。
縫い針と刺繍針を比較
一般的にオススメされている縫い針は「薄地用」「絹針」用のものです。
縫い針とフランス刺しゅう針(細番手)は、糸穴と長さ、針の長さが違います。
糸穴はわずかな差ですが、フランス刺しゅう針は縦長ですね。
数ミリ違うだけで糸の通しやすさと絡まりやすさから解放されました。
刺しゅう針はお得に買える
手芸屋トーカイで購入したフランス刺しゅう針
私は、手芸屋トーカイで刺しゅう針を購入しました。
フランス刺しゅう針 No.7~10〈細番手取合せ〉というものです。
トーカイのフランス刺しゅう針〈細番手取合せ〉内容
・太さ、長さの違う3種類の針が2本ずつ(計6本)
・糸切はさみ
・糸通し
以上がセットになって550円です。
ダイソーのフランス刺しゅう針
ダイソーにもフランス刺繍針は売っているようです。
ダイソー刺しゅう針内容
・長さの違う4種類の針が3本ずつ(計12本)
12本入りで110円です。
針の太さにこだわりがなければ、ダイソーの方がフランス刺しゅう針はお得に購入できますね。
まとめ
通常の手縫い用の縫い針が使いにくいという方には、フランス刺しゅう針(細めのタイプ)をオススメします。
理由は2つ。
糸穴が大きく、糸を通すときの煩わしい手間が省けるから。
そして、短めの針なので細かく縫うことができるからです。
今持っている縫い針が使いにくいなと感じている人は、刺しゅう針を一度試してみてくださいね。