・屋根付きの小文字のa
・簡単に書ける小文字のa
・小文字のaが2種類あるのはなぜ
小文字のaという文字には2つの種類がありますね。
学校では「マル書いて、右側に棒を付け足す」書き方を習います。
簡単な小文字のaを教えられますが、難しい方のaとの違いは何なのでしょう。
解説していきます。
小文字のaとaの違い
フォントの違う小文字のa
小文字のaは、フォントによって違います。
筆記体、行書体のフォントだと手書きのようなaになります。
ブロック体、ゴシック体だと、上からカーブを描いたaになります。
小文字のgと同じく、読むときの文字と書くときの文字の違いがありそうです。
小文字のaに名前がある
手書きで使う小文字のa
多くの人が書くときに使うの小文字のaは「シングルストーリー・エイ」と呼ばれています。
英語で書くと「Single-storey a」です。
storeyは、建物の階数や高さという意味です。
シングルなので、1階建てのAということになりますね。
外国の子供向けテキストでも、こちらのaが紹介されています。
屋根付きのa
文章などでよく見かける、フックみたいな小文字のaは『ダブルストーリー・エイ』と呼ばれています。
英語では「Double-storey a」です。2階建ての小文字のaという意味になりますね。
小文字のAの書き方
アルファベットを書くときには、とくに書き順は気にしなくてもいいみたいです。
しかし、丸→棒の順で書いた方がバランスよく書けますね。
Hey! Say! Jumpのa
ちなみに、余談なのですが。
人気アイドルグループの「Hey! Say! Jump」の中で使われる小文字のaは、シングルストーリーのaだそうです。
第69回NHK紅白歌合戦の出場歌手のページhttps://t.co/Z6lbjpIbMY
— nipotan (@nipotan) November 14, 2018
“Hey! Say! JUMP” の文字がどうも選択できない。
HTML ソースを見た時、NHK の
「”Hey! Say! JUMP” を絶対にテキスト選択させまい!」
とする意地を感じた。
何で? pic.twitter.com/dil9k9LVCA
事務所のウェブサイトではフォントを作成し、表記を行っているそうです。
まとめ
小文字のaには、「シングルストーリー」と「ダブルストーリー」の2種類があります。
「シングルストーリー」は1階建てのa。
「ダブルストーリー」は2階建てのa。
お子さんには簡単にかける「シングルストーリー」のaで教えてあげてくださいね。
印字物の活字体と書くときで使い分けが必要になる文字ですね。