ダンスの習い事って何が身に付く?メリット・デメリットは?【母親目線で解説】

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近年、D-leagueの開幕やブレイキンがオリンピック種目になったことから

知名度が上がってきた”ダンス”

SNSのショート動画などでも、子どもにとってダンスは身近になりましたね。

しかし、サッカーや野球などの親世代のスポーツに比べると

部活動などで取り上げる学校も少なく、まだまだ少数派スポーツではあります。

子どもが「ダンスを習いたい!」と言った時や

「子どもにダンスを習わせるのはどうだろう?」と思ったとき

”ダンスを習って将来役に立つメリットってあるの?”という疑問ではないでしょうか。

【結論】ダンスの習い事は将来に役立つかどうか…よりも、現在に生かされる経験が多い!

筆者がそう考える、いくつかのメリットと理由を解説します。

この記事では、3歳から息子をダンススクールに通わせている一母親目線で

・ダンスを習わせて感じたメリット

・ダンスを習っているから日常で役に立っていること

・ダンスを早くに習わせて感じたデメリット

をまとめました。

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小さい頃からダンスを習わせて感じるメリット

息子は3歳から始めたヒップホップダンスですが、続けているうちに以下のようなメリットを多く感じました。

・真似るスキルが身に付く

・体力・集中力がつく

・挨拶などの礼儀が身に付く

・幼稚園・保育園でお遊戯の振り覚えが早い

ひとつひとつ理由の解説をしていきます!

真似する力が身に付く(洞察力)

ダンスのレッスンは基本的に目の前で踊る先生のマネをして、音楽に合わせて踊るという単純なものですね。

しかし、この真似るという行動は今後どんなスポーツをすることになっても必要なスキルだと筆者は考えています。

手を上げる下げるという動き、右に動くのか、前に出るのか。

指先の形は?など・・・

これらの細かな動きを真似、かつ、リズムよく捌いていくというのも結構コツがいるものです。

将来、「サッカーがやりたい」「バスケがやりたい」といったときであっても

コーチの細かい動きを真似る力、監督の指示を明確に飲み込む力に繋がるでしょう。

また、ドリブルなどのテンポよい足さばきにも、ダンスの動きは役立つのでは?と思ってみています。

もちろん、個人差はあるでしょうけどね。

体力・集中力がつく

ダンスは一見、自由度が高そうに見えますが、とても集中力のいる習い事です。

小さなお子さんのクラスでも、発表会が近づいてくるとレッスンはピりつきます。

3歳、4歳のクラスであっても先生は「一曲の振りを覚えさせる」ことに集中します。

そのため、同じ曲に飽きてしまう子なども出てくるのですが

その中でも雰囲気や、やらないといけないという意識が芽生え

レッスンに集中する”癖”が身についていくように感じました。

挨拶などの礼儀が身に付く

ダンスのレッスンで、挨拶や礼儀が身に付きます

わが子が通うダンススクールでは

・大きな声であいさつ

・指示をされたあとは必ず返事をする

というルールのようなものが自然と引き継がれています。

ダンスは学生から社会人をメインに生徒を教えている先生がほとんどです。

クラスが小さな子供のクラスであろうと徹底して、厳しくしてくれる方が多く

一保護者としては「ありがたいな」と思ってみています。

幼児向けの習い事は先生が優しすぎて、何となくなあなあになってしまう部分も

このような先生方から指導を受けることで、小さいうちからピシッと躾られます。

幼稚園・保育園でお遊戯の振り覚えが早い

幼稚園や保育園で必ずあるお遊戯などの発表会。

ダンスのレッスンほど、飛び跳ねたり回ったり、複雑な動きは少ないのですが、

”音楽に合わせて踊る””振りを覚える”ということが、ダンスのレッスンで慣れているので

他の子供に比べて「もの覚えが早い」と保育園の先生に褒めていただくことが増えました。

子どもにとっても、覚えることのほかに

・ステージに立つこと

・人に見られること

が慣れているので、堂々と発表会に挑めるようになったのも、ダンスを習っているメリットに感じています。

小さい頃からダンスを習うデメリットは?

ここまで、ダンスを習うメリットを保護者目線でお伝えしましたが

ダンスを習うことで感じたデメリットもあります。

見出し

・目に見えての成長がわかりにくいスポーツ

・辞め時がわからない

・他のスポーツに興味がわかない

ダンスの習い事は成長が見えない

ダンスは、他のスポーツ競技に比べると成長がわかりづらいです。

サッカーや野球など、団体競技のスポーツであれば”勝ち負け”の勝負。

水泳や陸上であれば、”新記録”などタイムや距離など自分の記録と競うこともできますね。

しかし、ダンスはその部分が曖昧なので、目に見えての成長がわかりにくいです。

”できた”の目安を作ってあげないといけません

小さいうちであれば

「一曲振りを覚えきれた」

「一曲間違えずに踊れるようになった」

など、小さな”できた”を増やしていくことです。

ダンスのジャンルによっては

「新技ができた」

「きれいに踊れるようになった」

など、技術を磨いていくようになりますね。

ダンスは、スポーツの中でも、芸術的要素が強く、他のスポーツよりも繊細な分、成長を感じることは難しいですが、感性を磨きながらの成長していくことができますね。

ダンスの習い事は辞め時がわからない

「ダンスレッスンのやめ時がわからない」というのは、先輩ママさんからよく聞く言葉です。

サッカー、野球などであれば、中学や高校卒業を目途に部活やクラブチームを引退することができます。

しかし、ダンスは部活でやっているとかでない限り、この”辞める”という機会は個人で決めることになります。

好きで続けていることなので、本人の自由でいてもらえば結構なのですが

親としてはいつまで続けるのかなぁと思うこともあるそうです。

他のスポーツに興味がわかない

「ダンス一本で習わせてます!」というご家庭であれば、この悩みはないのですが

体力づくりや、楽しんで運動をさせたいという目的で始めた家庭だと

「そろそろ何か違う競技スポーツを始めさせたい」と思ったときに

スポーツを観戦するということに慣れていないと、ルールがわからないと楽しめないスポーツを知ってもらうことに少々苦労します。

わが家も、スポーツ=ダンスで育っているので

”勝ち負け”にこだわりがない性格に育っています。

この場合、競争心があまりなく、性格がダンスに向いているということも考えられますね(笑)

しかし、中学に入ってから部活ではバスケをしながら、ダンスは続けているというお子さんもいるので、子どもの成長や環境しだいでいろんなことに興味を持ってくれるでしょう

まとめ

ダンスを早くから習い始めたわが子から感じるメリットとデメリットをお伝えしました。

メリットとしては、

・真似るスキルが身に付く

・体力・集中力がつく

・挨拶などの礼儀が身に付く

・幼稚園・保育園でお遊戯の振り覚えが早い

など、日常生活にも影響を受けることは多くあります。

母親の私自身もダンス教室に通うことは、スキルだけを身に着けるものではないんだなと実感しております。

もし、お子さんがダンスを始めたい!

うちの子にはダンスが向いているかも?とお考えの方の参考になればと思います。

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