『外で働けない…』子育てママがやってみた!内職のリアル体験 【作業内容・賃金、向いている人など解説】

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『小さな子どもがいて外で働けない!内職を考えている。』

在宅できる内職少しでも家計の足しにしたい』

専業主婦しているが自分のおこづかいくらいは自分で稼ぎたい』

—そんな想いで子育てしている方へ、私も同じ思いで辿りついたのが在宅でできる内職でした。

この記事では、実際にやってみてわかったこと、メリットやデメリット、そしてやってよかったと感じた気持ちまで、正直にお話しします。

「内職ってどんな人に向いているの?」という点についても、体験談を交えてお話しします。

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内職って実際どんな仕事がある?

「内職」というと、ネット広告などでもある「シール貼り」が有名ですが、私が実際にやったことがあるのは以下の物です。

・バーコードシールを張って、商品をPVC(ビニール)袋へ袋詰め

・ゲス(箱の中仕切り)の組み立て

・本や雑誌に案内チラシを挟む、帯をつける

・洋服などに取り付ける、商品タグ作り

基本的に手先を使う作業が多く、作業自体は簡単な内容がほとんどなので、誰にでもできます。

気を付けることは、数量などのミスがなく、汚したり破損したりしないようにすることくらいです。

「内職」の仕事単価と作業量:時給換算すると?

私が引き受けたことのある一つを例として紹介します。

2000個の小さめの商品を1つずつ袋に詰める作業。

単価は1つ1.5円

この作業にかかった時間は、1日5時間×3日間、合計で15時間

完成後に受け取った報酬は3,000円

時給にすると約200円!?

初めて報酬を受け取ったとき、「これだけしかもらえないの…?」とショックを受けたのを今でも覚えています。

時間をかけてコツコツやっても、時給換算すると数100円台なんてこともザラ。家でできるとはいえ、これはかなり厳しい現実です。

内職は「アルバイトと同じ感覚では考えちゃダメ」なんです。

「家事の合間にちょこっと稼ぎたい」という人

「子どもと一緒にいたいけど、何か少しでも家計の足しにしたい」という人には合うかもしれません。

しかし「しっかり収入を得たい」という目的だと、内職ではかなり厳しいのが現実です。

収入以外にも、以下では内職のメリット・デメリットについて紹介していきます。

内職をやってみてわかった【デメリット】

実際に内職をやってみて感じたデメリットから紹介していきます。

作業スペースが必要

内職の材料や完成品の置き場所に困ることが多かったです。

うちは子どもがまだ小さく、触らせないようにするだけでも神経を使いました。

広げた作業道具をすぐに片付けないと、誤飲やケガの心配も…。

また実際に売られる商品を家で保管することになるので、責任も伴います。

内職部屋を一室つくれる、あるいは、内職の物を収納できるスペースがあれば問題ありません。

賃金はかなり低め

先ほど書いた通り、単価は1個1.5円~2円。

どれだけ手を動かしても「ちりつも」レベルなので、「たくさん稼ぎたい!」という方には向いていません。

材料の運搬を自分でしないといけない

私は地元の企業の「内職部門」で働いていたため、材料を自分で会社まで取りに行き、作業完成後、自分で納品するというものでした。

車を所持していないといけない、ある程度荷物を積める大きさの車でないと難しいと感じました。

また会社によっては、交通費(ガソリン代)が支給されないこともあります。

それでも内職をやってよかった【メリット】

上記のように実際に内職をはじめてみると「こんなはずじゃなかった!」とデメリットに感じることもありましたが、メリットももちろんありました。

子どもと一緒にいられる安心感

作業中でも、子どもの声がすぐ聞こえる環境で仕事ができるのは、ママにとっては大きな安心材料。

子どもが昼寝している間や夜寝かしつけたあと、隣で子どもがテレビを見ている隙間時間に作業できるのも、在宅ワークならではの良さでした。

自分で稼いだお金=ちょっとした自信に

たとえ数千円でも、「自分の力で家にいながらお金を稼げた」という達成感は思っていた以上に大きかったです。

「私にもできた」と思えたことで、自分に少し自信が持てた気がします。

昼間の時間を有効的に使える

空いた時間をうまく使える人にはピッタリです。作業は夜、子どもが寝たあとにもできるので、昼間は自分の時間や、子どもの習い事の送迎など、自分で時間管理ができるのはとてもメリットです。

急に発熱した!お迎えに行かないと!などの緊急時もすぐに対応可。

人間関係に疲弊しない

人と関わることが苦手な方や、もくもくと一人で作業したいという方にはメリットでしかありません。

内職の材量を受け取りに行くときだけ、人と会ったりはしますが、そのときに挨拶を交わしたり、作業内容の説明を受ける程度です。

外で働いて人間関係につかれちゃうなという方にもおすすめのお仕事です。

内職が向いている人はこんな人!

内職は、収入よりも生活リズムや心の安定を図れるお仕事だなと私は考えます。

そんな中で、こんな人が向いていると思ったタイプを書き出してみます。

内職が向いている人はこんな人

・空いた時間を有効活用したい人

・細かい作業が得意・苦にならない人

・おこづかいや家計の足しを、少しでも自分で作りたい人

・子どもと過ごす時間を優先したいけど、働くこともあきらめたくない人

・収入よりも生活リズムを優先したい人

・家から出たくない、人と関わりたくない人

内職は「稼ぐ」より「つながる」きっかけに

内職は「しっかり稼げる仕事」ではありません。

でも、家にいながらも「社会とつながっている」「自分でお金を生み出せた」と感じられたことは、子育て専業主婦の私にとって大きな経験になりました。

ちょっとしたおこづかいがほしい、何かに挑戦してみたい。
そんなママには、「最初の一歩」としての内職はおすすめです。

「内職」とはいえ、会社の方とのコミュニケーションも少なからずありますし、それなりの責任も感じることができます。

もし興味がある方は、まずは小さな案件から試してみてください。
「思ってたより楽しいかも!」と感じられるかもしれませんよ。

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