トイレトレーニングはいつからはじめるのがベスト?
早くオムツが外れるにはどうしたらいい?
周りの子はオムツが外れてるのに、うちの子はトイレトレーニングがうまくいかない。
この記事では、短期間でオムツを外すコツやトイレトレーニングを終えてみて、実際に必要だったものいらなかったものなどの紹介もしていきます!
育児書に書いてあるトイレトレーニングのような成功法ではなく、お母さんたちのメンタル面のサポート(アドバイス)になればと思います。
7歳と3歳、2児の母です。
長男が1歳半のとき、育児書通りにトイトレを始めましたが、何をやってもうまくいきませんでした。
しかし、次男は2歳6か月でトイトレを再開すると2週間でオムツが外れました!
オムツか外れが、どんなタイミングであっても、お子さんの成長を信じて、優しく見守り寄り添ってあげてくださいね。
育児書には絶対書いてないトイトレの基本(心得)
育児書には「〇歳になったらトイトレを始めましょう。」「~のような声掛けをしましょう」なんてよく書いてありますが、実際は何をやってもうまくいきませんでした。
実際に2人の男の子のトイトレをしてみて、母親目線で感じた「心得」のようなものをお伝えします。
トイトレに本腰入れるのは2歳半~3歳以降でいい
子どもが1歳半を過ぎる頃、いろんな理由で母親たちはトイトレを始めたくなりますね。
「早く外れた方が経済的にも助かるし、子どももパンツで快適に過ごせるから。」
「周りの同じ年の子がトイトレを始めているから、なんとなくやらないと!」
「年少の入園に向けてオムツを外さないといけない。」
親として、少しでも早くオムツを外したいという気持ちはよくわかりますが、
トイトレに本腰入れるのは、言葉が通じるようになったころの2歳半から3歳以降で大丈夫です。
私の経験上、焦って早くトイトレを始めてもなかなか思うように進まず、無駄に時間がかかるだけでした。
トイトレが始まると、ママは毎日、おしっこ(子の膀胱)のことばかり考えています。
そして、子どものトイレのことなど忘れたころに、お漏らしをされてイライラさせられるのです。
トイトレを始める頃の子どもはイヤイヤ期も重なって、トイトレは育児書通りに”全く”進みません。
経験上、親がイライラしていると、トイトレはうまくいきませんでした。
だから焦らなく大丈夫です。入園の時期や周りのオムツの卒業報告は全く気にしなくて大丈夫です。
早すぎる、急ぎすぎのトイトレはオススメしません。
お子さんが自分の意志を伝えられるようになるころを見計らって、トイレトレーニングを始めることをオススメします。
トイトレは母のメンタルで左右される
トイトレを始めて2週間で外れた絶対的秘訣は、私のメンタルにあると自負しています。(←誰)
「できたらとにかく褒める!」この文言は育児書によく書いてあることですが、トイトレでは”褒めること”は本当に大切です。
私は、たとえ子どもがお漏らしをしてしまっても、おしっこが出たらとにかく褒めました。
褒めました…というより、「おしっこ出たね!」「おしっこ出たこと、教えてくれてありがとうね!」と一緒に喜びました。
オムツをしている子どもたちは、自分のおしっこがでるところを見たことがありません。
お漏らしをすることで、おしっこが液体であること、おしっこは暖かいけど、そのままにしておくと冷えてきて、不快になること。
子どもたちは体験をしながら、自分の体について知り成長していきます。
お漏らしは、大人にとっては”失敗”であっても、子どもにとったら”成長するための経験”なんです。
そのことを思うと、少しだけお漏らしされてしまったときのイライラも和らぎませんか?
子どもをおしっこが出たことを受け入れてあげられるような、母親のポジティブメンタルを保つことで、トイトレ成功への近道となるはずです。
今日は怒っちゃいそうで、ダメだ…という日は、トイトレをお休みしたっていいんです!
「トイレトレーニングで怒られた経験」を子どもにさせないようにしました。
トイトレはスモールステップを楽しむ
トイトレの最終目標は「オムツがはずれること」ですが、最終目標ばかりみていると、日々の成長が楽しめませんね。
私は、トイトレは、離乳食と一緒と考えることにしました。
赤ちゃんの頃、離乳食が一口食べられただけで拍手しませんでしたか?写真をたくさん撮りませんでしたか?
トイトレも同じです。
まずは、便座に座れただけで拍手してあげましょう。(写真は撮らなくてもいいですが・・・)
おしっこが出なくても、ちょっとだけ、一緒にトイレを覗きに行ったというのでもOKです。
トイレトレーニングも離乳食を同じように、小さな成長の積み重ねを親子で楽しみましょう
余計なものを買いすぎない
「トイトレ アイテム」などと検索すると、パンツやおまるの種類の豊富さに驚かされますね。
トイトレ用パンツや、おまるなど、一見便利そうに見えるものも、実際は使わなくても大丈夫だったなんてものがほとんどでした。
トイトレ期間で余計なものを買いすぎて、結局オムツで過ごす方が経済的だった・・・なんてことにもなります。
トイトレ用品は、子どもの成長以外にも居住スタイルや、生活スタイルを考慮して買うことをオススメします。
トイレトレーニングで実際に使った用品については、以下でも詳しく解説しています。
2週間でオムツをはずすために用意したもの
補助便座は便座のみのもがオススメ
おまるの段階を踏まず、補助便座で大人と同じようにトイレでおしっこをさせる方がスムーズにオムツはずれができました。
トイトレで思い浮かぶのは「おまる」かと思いますが、おまるはリビングなどに置いておくとおもちゃになってしまいます。
いずれは、トイレの便座に座って用を足すことになりますね。
「おまる」を使うと、もう一度便座に座ることを教えていかないといけません。
もし、お子さんがトイレを極端に嫌がっている様子がなければ、補助便座を使ってトイレへ誘ってあげることをオススメします。
衛星面や後処理をするママの負担を考えると補助便座で直接座らせることが、子ども親双方にメリットを感じます。
わが家はアンパンマンの音が鳴る補助便座を使用しました。
トイレを怖がるお子さん、イヤイヤ期MAXでトイレに行きたがらないお子さんにはオススメです!
補助便座を引っかけておいて置くのが衛生的でオススメです!
特にタワーの補助便座フックは、トイトレ期間が過ぎても使えるので機能的ですね。
トイトレ用パンツは必要ない
トイレに座ることに慣れてきたころ、オムツから布パンツに移行することをオススメします。
トイトレ用パンツではなく、いきなり普通の布パンツでトイトレを始めるとスムーズです。
私は、何枚もトイトレ用のパンツを購入しましたが、使ってみるとデメリットが多かっため、私は布パンツだけで過ごすことに決めました。(次男はいきなり布パンツで始めました。)
布パンツは、一枚布でできているので通気性もよく蒸れにくいです。洗濯した際も乾きやすいです。
最初は、お漏らしを何回もされることを覚悟で履かせてくださいね。
お漏らしを何度もするうちに何度も不快な思いを経験する子どもは「トイレでおしっこをしないといけない理由」に自分で気づくようになります。
布パンツは複数枚用意しておくことをオススメします。
吸水ペット用シート
ペット用の吸水シートは、部屋にお漏らしをされてしまったときにとても便利です。
吸水率はバツグンなので、トイレに敷いておくと、便座までおしっこが間に合わなかった際にとっさに受け止めることができます。
雑巾を使うのもエコでいいのですが、毎回洗わなくてはいけなくなり、衛生的にも気になったり、なにより手間がかかりますね。
ペット用シートは吸水性抜群!そしてかさばらないのでトイレ、リビングなどに何枚も常備しておき、大活躍でした。
とにかくトイトレ中は、お母さんのメンタルを良好に保つために、楽な道を選んでくださいね。
トイレトレーニングパッド
トイレトレーニングパッドは、大きな生理用ナプキンのような作りになっていて、使い方もナプキンのように布のパンツに貼り付けます。
わが家は、長距離移動のとき、夜の間のおねしょなど、どうしても漏らされたくないときに、トレーニングパッドをオムツ代わりのように布パンツと併用して使っていました。
汗をかきやすい時期は、おしっこをしていなくても取り替えも可能なので子どもにとっても快適そうでした。
まとめ
この記事では、短期間でオムツを外すコツやオススメのトイトレグッズを紹介しました。
オムツ外れのタイミングは、子どもそれぞれで本当に違います。
いつまでもオムツで過ごすことはありません。
オムツ外れがどんなタイミングでも、お子さんの成長を信じて、優しく見守り寄り添ってあげてくださいね。